家で手軽にできる料理の定番の『パスタ』ついて少し紹介していきます。
パスタと一言に言っても、色々な種類があります。
パスタ自体の種類だったり、(ソース)味の種類だったりとその組み合わせで多様な種類のパスタがあります。
その中でも今回はパスタソースの6種類を紹介していきますね。
パスタソースとは?
パスタソースとは『具材の入ったパスタに使われるソース』のことです。
市販で売られているものも沢山あります。
パスタソースには大きく分けると6種類に分けることができますので、
紹介していきます。
パスタソースの基本『オイルソース』
パスタでも基本的なソースがオイルソースになります。
オリーブオイルに唐辛子とニンニクの香りを移しただけのシンプルなソースで、パスタの基本と言われています。
オイルソースを使ったパスタは?
オイルソースを使ったパスタには、ペペロンチーノやボンゴレビアンコなどがあります。
オイルソースの材料やレシピ
オイルソースはその場で作ることが多く、簡単に作ることができます。
オイルソースの作り方
- ニンニクをスライスにして、鷹の爪から種を取り出しておきます。
- フライパンにオリーブオイルを入れ、1を入れて、フライパンを火にかけます。
- 焦げないように注意して、弱火で熱していきます。
(シュワシュワとニンニクから気泡が出るぐらいでOK) - ニンニクがきつね色になってきたら、ニンニクと鷹の爪をとりだしオイルソースは完成
このとき取り出したニンニクや鷹の爪は飾りに使ったりするため置いておきましょう。
また、ニンニクの切り方や火の入れ方で、風味が変わってくるので、自分の好みの切り方にしたり、火加減を見つけてみてくださいね。
市販のものもありますので面倒な方は使ってみてはいかがでしょうか?
どの世代にも人気な『トマトソース』
最もポピュラーなどの世代にも人気のあるのが『トマトソース』です。
フレッシュトマトやドライトマトを使い、トマトの酸味や甘みを生かしたソースです。
肉、魚介類、様々な材料と合うソースで、どの世代からも人気の高いパスタソースです。
トマトソースを使ったパスタは?
トマトソースを使ったパスタは、日本発祥のナポリタンやアマトリチャーナなどがあります。
トマトソースの材料とレシピ
トマトソースには、2種類ありフレッシュトマトやドライのトマトを使って提供前に作るものと、
トマト缶を使ってあらかじめソースを作っておくトマトソースの2種類があります。
この2種類のトマトソースの材料とレシピをご紹介します。
フレッシュ(ドライ)トマトソースの材料と作り方
フレッシュトマトソースの作り方
- ニンニクをスライスして、赤唐辛子から種を取り除く
- フライパンに、オリーブオイルと1の材料を入れ火にかける。
- ニンニクが少しきつね色になってきたら、フレッシュトマトを加える、
- フレッシュトマトの形が崩れてきたら完成。
4以降は自分の好みのパスタや材料を入れるとパスタが完成します。
トマト缶を使ったトマトソースの材料と作り方
トマト缶を使ったトマトソースの作り方
- 玉ねぎ、にんじんをみじん切りにします。
- フライパンにオリーブオイルを入れて、ニンニクを火にかけます。
- シュワシュワと気泡が出だしたら、玉ねぎを透明になるまで炒めます。
- 透明になったら、トマト缶とローリエを入れて煮込みます。
- 水分が蒸発して好みの濃度になったら完成
このまま、パスタソースとして利用してもいいですし、チキンライスや、次に紹介するミートソースとしても利用できますよ。
ひき肉を使った『ミートソース』
一般的なミートソースは『トマトソース』に分類されるソースでもありますが、トマト使用しないミートソースもあるため、ご紹介します。
ミートソースを使ったパスタは?
ミートソースを使ったパスタには、一般的にトマトベースのミートソースパスタがありますが、トマトを使わないミートソースもありますよ。
ミートソースの材料とレシピ
一般的なミートソースの作り方とレシピをご紹介します。
ミートソースの作り方
- ニンニクと玉ねぎをみじん切りにします。
- 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけます。
- ニンニクの香りが出だしたら、玉ねぎを入れて透明になるまで炒めます。
- 玉ねぎが炒まったら、ひき肉を入れて炒めます。
- ひき肉の表面の色が変わってきたら、トマト缶とローリエを入れて煮込みます。
- 好みの水分量になったら、砂糖と塩胡椒を入れて味を整えて完成
ミートソースを作るときは煮込むことが多いため、作り置きにピッタリのパスタソースにです。
パスタだけでなくラザニアやグラタンにも使用することができますよ。
香り豊かな『バジルソース』
フレッシュのバジルを使うパスタソースで、好みの分かれるパスタソースです。
バジルは熱を加えると香りが飛んでしまうため、少しコツのいるパスタソースでもあります。
バジルソースを使ったパスタは?
バジルソースを使ったパスタはジェノベーゼパスタと呼ばれています。
パスタ以外にも海鮮類と合わせても美味しいですよ。
バジルソースの材料とレシピ
バジルソースを作る時には、フードプロセッサーがあると便利なので購入することをオススメしますよ。
バジルソースの作り方
- バジルを水洗いする。材料や器具を冷蔵庫に入れて冷やしておく。
注※1バジルを水洗いするときはボウルに水を溜めてサッと潜らせるぐらいで手短に洗う
注※2材料や器具を冷やしておかないと、熱が加わりバジルの香りが飛んでしまう - 松の実を乾煎りして、粗熱をとり冷やす。
- フードプロセッサーに材料を全て入れて細かくして完成。
バジルは香りが飛びやすいため、あまり作り置きにを向くソースではありませんが、2〜3日ぐらいであれば冷蔵庫で持ちますよ。
またmオリーブオイルとバジル以外を先にフードプロセッサーにかけ、細かくしてから冷蔵庫で冷やしてから、バジルを入れると香りがよく残りますよ。
バターや牛乳、生クリームを使ったまろやかな『クリームソース』
クリームソースのパスタは子供にも人気のあるパスタソースでシチューやグラタンにも応用できるソースです。
使う材料により濃厚でクリーミーなパスタにもなれば、深みのあるあっさりとしたパスタにもなるソースですよ
クリームソースを使ったパスタは?
クリームソースを使ったパスタには、王道のカルボナーラやサーモンを主材料としたクリームパスタ、
トマトを使ったトマトクリームパスタなどトマトソースのパスタと同様に様々な種類のパスタが存在します。
クリームソースの材料とレシピ
日本で最も一般的なクリームソースはベシャメルソースをベースにして作られることが多いため、ここではベシャメルソースのレシピをご紹介します。
ベシャメルソースの作り方
- 鍋にバターを入れて火にかけ溶かします。
- バターが溶けたら、小麦粉を数回に分けて鍋に入れて、粉っぽさがなくなるまで火にかけます。
(火が強すぎるとすぐに焦げてしまうので火加減には注意する) - クリーム状になったら、牛乳を数回に分けて伸ばしていきます。
(牛乳を一回で入れてしまうとダマになってしまうため必ず数回に分けて入れるようにする) - 牛乳が全て入ったら、塩胡椒(好みでナツメグも)を入れて、焦がさないように沸々とするまで火にかけて完成。
ここから、パスタを作る時には自分の好みになるように生クリームや牛乳、バターを入れて調整します。
北イタリアで根強い人気『チーズソース』
日本では馴染みがあまりないパスタソースですが、チーズの種類が豊富なイタリアではよくあるパスタソースです。
日本ではクリームソースにチーズを入れてることが多いですが、本場ではオイルソースをベースにチーズを入れてチーズソースとするのも一般的ですよ。
チーズソースを使ったパスタは?
日本で最も一般的なチーズソースのパスタといえばカルボナーラが一般的です。
他にも、ハンバーグなどに使われることもあります。
チーズソースの材料とレシピ
日本で普及しているクリームソースベースのチーズソースのレシピをご紹介します。
ベースはベシャメルソースを使うと簡単にできますよ。
チーズソースの作り方
- バターをフライパン(鍋)に溶かす
- バターが溶けたら、小麦粉を数回に分けてダマにならないように入れる
- 粉っぽさがなくなったら、牛乳を数回に分けてダマにならないように注意しながらフライパンに入れる。
- 牛乳が全て入ったら、チーズを入れて全体が馴染むまで火にかける。
- クリーム状になり、沸々としだしたら完成
クリームソース系のものを作る時には火加減には注意しましょう。
少しでも焦げてしまうと茶色くなってしまいます。
その他のソース
その他にも和風ソースや海老の殻を使ったアメリケーヌソースなど様々なソースがあります。
定番『パスタソース』6選のまとめ
今回はパスタソースをご紹介しました。
パスタは手軽に作れるため、イタリアでは家庭の味と言われるほど様々なレシピが考案されています。
同じソースでも使う食材によって、様々な味を楽しむことができるため、料理初心者から経験者まで様々な人にオススメの一品ですよ。
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